ポータブル式を採用した理由とは?

ガレージの設置には建築申請が必要だから

弊社「シェローバイクパーク南千住5丁目」が通常のガレージタイプではなく、ポータブル式の駐車場にしたのには理由があります。

 

企画段階で荒川区役所に何度も確認したところ、区内でバイクのガレージは「建築申請が必要」とのことでした。

 

建築申請が必要となるということは、手続きが煩雑になるだけではありません。建物としてガレージを設置するため、コンクリートで基礎を打たなければならないのです。

 

ガレージを設置するだけでもかなりのコストですが、さらに基礎を作るとなると、まったく事業が成立しません。そういう事情から、別の形態でのバイク駐車場を検討することになりました。

ガレージを設置しているところもある

近隣には通常のガレージを設置しているところもあります。区役所に確認すれば「建築申請が必要」と指摘されます。しかし、近隣からの苦情がなければとくに指導もしていないのが現状だと思われます。

 

利用者の立場に立つと、いつ退去を命じられるか分からないとも言えます。

 

色々な考え方があるでしょうが、弊社としては安心して長期間ご利用いただける環境を整えたいと考え、ポータブル式の採用を決めました。

 

ポータブル式の欠点を補うために

ポータブル式にすることで、セキュリティのレベルが低下することは否めませんが、最大限の対策は講じました。

 

1.入口に門扉を設置して、施錠する

 

2.夜間はセンサーライトが稼働するようにする

 

3.防犯カメラを設置して、常時録画する

 

4.ポータブル式の開閉に南京錠をかける

 

また、利用者様の利便性を最大限に高めるために以下のことに配慮しました。

 

1.水道が利用できる

 

2.電源が利用できるため、バッテリー充電ができる。将来のEV化にも対応。

 

ポータブル式の帆布の部分については、2年毎に交換を予定しております。紫外線や風雨などによる劣化が発生しても、長期間安心してご利用いただけます。